昔、どのようにして鞄は作られていたのだろうか?
強力な接着剤や化学染料、ポリエステル等に代表される新素材。
そんな便利なものが存在すらしなかった時代に作られた鞄たち。
使い込まれて100年たった今でも原形をとどめ、しかし、放たれる圧倒的な存在感。
量産重視の現代の鞄には決して見いだすことのできない理屈を超えた「なにか」。
グロースヴァルトのRT.Basicが生み出して行きたいのは、時代を追うだけの新しい鞄ではありません。
古くから培われた技術が提示する鞄としての本来的なメッセージです。
量産するための方法論ではなく、鞄が鞄であるための方法論。
それを追求するのが RT.Basic です。
1型はシンプルなトートバッグ。
単純な構造ですが、価値ある技を盛り込みました。
いつも体に触れている部分にこそ、最も上質な革を使う。 ハンドル裏にはオイルドフィニッシュを施したタンニンなめしレザーを、装飾のためでなく実用のために配置。 使えば使うほどに柔らかく、体の脂が染みこんでシルクのような光沢感に変化して行きます。
使い込みすり減ったとしても、見えてくるのは革の本質。 化学樹脂製の芯材を使わず革の厚みを絶妙にコントロールすることによって初めて成り立つ、革オンリーで作られた「玉紐」。 こすれてしまってもポリエチレン芯材が飛び出すことはありません。
雨、風、スレ。どれもが味になるように。 石蝋をしみこませて作られたキャンバス生地は、全天候型天然素材。 上糸と下糸を同じ太さで縫製することで高い耐久性を実現。 長年使い込む事によってのみ完成する風合いは、共に歴史を歩むに相応しいパートナーたり得ます。
会社名 | グロースヴァルト株式会社 |
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本社 |
〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-9-8 木村ビル2階 電話 03-5829-8058 FAX 03-5829-8258 |
役員 |
代表取締役社長 大森茂樹 |
資本金 | 9,900千円 |
企業理念 |
鞄を愛する全ての人に、使い捨てではなく 思い出を詰めて運べる愛すべき鞄を創出。 半世紀以上鞄制作に携わってきた職人達による 知識と熟練の技を守り、次世代に繋げて行くこと。 |
主要取引先 |
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主要取引銀行 | みずほ銀行 京橋支店 |